資生堂児童福祉
海外研修
ダイジェスト

資生堂児童福祉海外研修について


資生堂児童福祉海外研修は、資生堂社会福祉事業財団が設立された1972年度(昭和47年度)、子どもの福祉に携わる方々を対象にした「欧州福祉事業視察」としてスタートしました。以来、世界的な感染症の拡大や同時多発テロなどやむを得ない事情があった場合を除き、毎年、1回ずつ開催しています。第45回(2019年度)研修まで700名余が、海外の児童福祉の歴史や理念、制度政策、施策、最新の知識や技術と取り組みを本研修で学び、帰国後は日本の児童福祉をリードする活躍をしています。

過去45回の研修を通して得られた貴重な知見は、各回研修の参加者が「海外研修報告書」としてまとめています。この「海外研修ダイジェスト」では、次の2つのコンテンツで、研修報告書の膨大な情報からエッセンスを抽出してご紹介します。

1. 過去研修の内容紹介
各期研修のポイントを絞り、紹介します。研修報告書PDFも掲載しますので、研修の全内容及び詳細についてはPDFをご閲覧ください。

2. 海外研修について ~海外研修テーマと時代背景~
海外研修が開始された1970年代から現在までに至る子どもと家族をめぐる主なできごとと研修の目的やテーマを振り返ります。

世界と日本の児童福祉の歩みと、日本が世界から学んできたことから、現在の日本の児童福祉のあり方と将来の方向性を考えるうえでのヒントとなれば幸いです。

なお、過去の研修内容を記述する際に使う用語や言葉遣いは、該当する研修報告書の表記にならいます。現在、不適切と思われる表現もあるかもしれませんが、ご了承くださいますようお願いいたします。

(2021年2月)

海外研修一覧

※面積の大きい連邦制国家は主な研修地(州/都市/地域)をカッコ内に示しています

2017~2019年度 欧州

45

2019ポーランド、ベルギー

子どもの権利、予防的支援、児童保護対応と社会的養護

44

2018イギリス

ムンローレビュー、児童保護対応への司法関与、ケアの実際、人材育成

43

2017ルーマニア、ドイツ(ベルリン)

1989年以降の児童家庭福祉、次世代育成、子どもの回復を支えるビジョン

2014~2016年度 北米

42

2016カナダ(ブリティッシュ・コロンビア州)

周産期の予防支援、乳幼児対応、虐待予防支援、人材育成

41

2015カナダ(オンタリオ州)

子どもの権利、子育て支援と保育政策、子育てをサポートするコミュニティ

40

2014アメリカ(デンバー、ニューヨーク)

福祉施策の展開、予防的支援と介入の現場で活用される知識

2011~2013年度 欧州

39

2013フィンランド、オランダ

予防的支援、児童福祉施策と関連支援機関、多分野協働

38

2012ドイツ(ノルトライン・ヴェスト・ファーレン州)、イギリス

児童福祉と社会的養護の歴史と実状、施設の機能と特長、里親と施設とのパートナーシップ

37

2011スウェーデン、デンマーク

児童若者家庭福祉の制度と施策、児童虐待対応、社会的養護のあり方

2009~2010年度 北米

36

2010アメリカ(ブルックライン、ピネラス)

トラウマ治療と施設での応用(ボストントラウマセンター)、家庭訪問を支えるラップアラウンド(ヘルシーファミリー)

35

2009アメリカ(フラッグスタッフ、ブルックライン)

虐待防止活動(ヘルシーファミリー)、被虐待児治療の知識と実践(ボストントラウマセンター)

2008年度 オセアニア

34

2008ニュージーランド
   (ウェリントン、クライストチャーチ、オークランド)

ニュージーランドが推進する地域支援型被虐待児への対応

2007年度 欧州

33

2007フランス、イギリス

フランスとイギリスの児童虐待の考え方、被虐待児と保護者への対応

2004~2006年度 北米

32

2006アメリカ(オレゴン州、コロラド州)

愛着の絆~結び方と修復、虐待予防策「ヘルシースタートプログラム」

31

2005カナダ(オンタリオ州、ケベック州)

カナダ東部の児童虐待予防策と児童福祉現場の実態

30

2004カナダ(ブリティッシュコロンビア州)

家族の重要性を重視し、コミュニティをベースにしたより柔軟なサービス

2003年度 オセアニア

29

2003オーストラリア
(ニュー・サウス・ウェールズ州、ビクトリア州)、ニュージーランド(ウェリントンなど)

地域社会を巻き込んだ家庭支援

1998~2002年度 北米

28

2002アメリカ
   (カリフォルニア州、コロラド州、オレゴン州、ワシントン州)

里親制度と被虐待児への対応

27

2000カナダ(トロント、モントリオールなど)

自助、共助、公助による自立支援教育

26

1999カナダ(オンタリオ州、ケベック州)

子どもの権利擁護と福祉サービス

25

1998アメリカ
   (ワシントンDC、ニューヨーク、ボストン、ミネアポリスなど)

アメリカの児童虐待の実態

1997年度 欧州

24

1997イギリス(バーンズリー、スィンドン、ロンドン)

地域社会が求める福祉サービスのあり方

1996年度 オセアニア

23

1996ニュージーランド(オークランドなど)、
    オーストラリア(メルボルンなど)

日本の児童福祉施設の将来の在り方

1995年度 欧州

22

1995フィンランド、オランダ

児童の最善の利益

1993~1994年度 北米

21

1994アメリカ(フィラデルフィア、オマハ、デンバーなど)

子どもの権利と家庭への支援

20

1993カナダ(トロント、ケベック)、アメリカ(ニューヨーク)

家庭と子どもの権利を考える

1991~1992年度 欧州

19

1992ベルギー、スイス、オーストリア

児童の権利と家庭機能支援活動

18

1991デンマーク、イギリス、ドイツ

児童の権利と児童養護活動

1989~1990年度 オセアニア

17

1990オーストラリア
   (メルボルン、シドニー、ニューカッスル、ブリスベン)

地域社会での児童福祉施設の在り方

16

1989オーストラリア
  (ビクトリア州、南オーストラリア州、ニューサウスウェールズ州)

児童福祉施設と地域社会との関わり方

1986~1988年度 北米

15

1988アメリカ(ニューヨーク州、カリフォルニア州ほか)

非行傾向を示す児童の処遇問題~ファミリープログラムを含めて
対象:養護施設、教護院職員

14

1987アメリカ(ニューヨーク州、ワシントンDC、バージニア州)

非行傾向を示す児童の処遇問題
対象:養護施設、教護院職員

13

1986アメリカ(ニューヨーク、ロサンゼルス)

施設養護と家庭養護

1985年度 欧州

12

1985デンマーク、スイス、イギリス

家庭の病理からくる情緒障害児・家族への指導と治療
対象:養護施設スーパーバイザー

1984年度 オセアニア

11

1984オーストラリア(タスマニア、メルボルン)

児童養護のネットワークづくり
対象:養護施設スーパーバイザー

1982年度 北米

10

1982カナダ(トロント、オタワ)、
   アメリカ(リッチモンド、ボストン)

要養護児童に対する居住型施設の形態・機能
対象:養護施設施設長/副施設長

1981年度 オセアニア

9

1981オーストラリア(メルボルン、キャンベラ、シドニー)

分散小舎制の運営、地域社会関係

1980年度 北米

8

1980アメリカ(サンフランシスコ、デンバー)

児童処遇における施設と地域社会、児童の特性に応じた生活指導方法
対象:養護施設、母子寮、乳児院職員

1978年度 欧州

7

1978ヨーロッパ6ヵ国

児童健全育成に関する民間施設活動  対象:子どもの国、児童館職員

1976~1977年度 中北米

6

1977アメリカ7州、ほか

養護施設と里親制度、母子福祉
対象:養護施設、母子寮職員

5

1976アメリカ、メキシコ

地域ぐるみの子育てと里親制度、訪問国の児童処遇
対象:乳児院、虚弱児施設職員

1974~1975年度 欧州

4

1975ヨーロッパ5ヵ国

海外福祉事情視察(非行少年関連施設、障がい児を含む子ども福祉施設)
対象:教護院、児童館職員

3

1974ヨーロッパ6ヵ国

海外福祉事情視察  対象:養護施設職員

1973年度 北米

2

1973アメリカ、カナダ

海外福祉事情視察(障がい者援助)
対象:重症身心障害児施設、肢体不自由児施設、知的障害児及び知的障害者援護施設職員

1972年度 欧州

1

1972ヨーロッパ8ヵ国

海外福祉事情視察