沿革

沿革

昭和47年(1972年)に株式会社資生堂の創業100周年記念事業として資生堂社会福祉事業財団が設立されました。
いつの時代も、子どもは「人類の宝」です。資生堂では次世代を担う子どもたちの健全な育成のための支援や福祉の向上を、社会の一員としての責務と考えています。
私たち資生堂社会福祉事業財団は、児童福祉施設職員の方々の人材育成や助成等を通じ、子どもたちを取りまく環境の改善に取り組んでいます。
平成21年(2010年)4月に内閣府より「公益財団法人」として認可され現在に至っています

資生堂社会福祉事業財団
ヒストリー

1972年 2月 資生堂児童福祉海外研修をスタート(~現在)

子どもの人権が尊重されていた当時の福祉先進国の事情を学ぶため、児童養護施設の中堅職員を対象にした海外研修を始めました。

第3回研修報告書より コペンハーゲンの子どもの遊び場「がらくた遊園」

1973年 4月 児童や母性に関する調査研究(~1984年)

当時の日本は経済的な繁栄を遂げる一方で、児童の福祉は遅れていたことから、時代に応じた主題を選び、調査研究を委託し刊行しました。

1976年発行 児童福祉委託研究報告 第1集

1974年 2月 児童福祉に関わる国内研修をスタート(~現在)

国または地方自治体の施策を支援し、児童福祉に携わる職員の知識や専門性を高めるための様々な研修会を開始しました。

研修会場として使用された資生堂伊豆研修所(当時)

1974年10月 全国里親功労表彰をスタート(~現在)

なり手の少ない里親の方々の労を労うため、毎年開催される「全国里親大会」において献身的な里親の功労表彰への協賛を開始しました。

1975年11月 情報誌「世界の児童と母性」を刊行(~現在)

児童福祉の問題が日本のみならず海外でどのように考えられ、どのようなことが行われているかについての情報を発信するため刊行を開始しました。

1975年発行 世界の児童と母性 創刊号

1979年10月 アジア太平洋地域諸国施設職員交流事業スタート
(2013年に「東アジア児童福祉交流研修」に改称し現在に至る。)

東アジア諸国の児童福祉職員が、交流研修を通じて福祉活動の知識や経験を学び合い、互いに児童福祉水準の連帯向上を図ることを目的に開始しました。

1981年 東京の乳児院で学ぶマレーシアの研修員

1988年 9月 母親セミナーを開始
(1993年におかあさんセミナー、2001年に子育てセミナーに改称し、2010年まで継続。2011年からは全国の児童家庭支援センターが主催する子育てセミナーへの助成に変更し、現在に至る。)

子育てに対する不安やストレスを一人で抱え込んでいるお母さん・お父さんたちをサポートするためのセミナーを開始しました。

1992年 創立20周年記念事業
 児童福祉国際シンポジウム開催し、社会的養護下にある児童向け読本を刊行

世界で最も人権意識が高いとされているカナダのモントリオル州で、里親、グループホームなどに養育を委託されている児童に当時配られていた「児童の権利・義務ガイドブック」を邦訳し刊行しました。

「カナダのレジデンシャル・ケア児童とティーンエイジャーのための手引き」

2002年 4月 創立30周年記念事業
 「子ども家庭 福祉・保健用語辞典」発行

福祉を学ぼうとする人々、現場の実務者の人々まで幅広く活用してもらうための辞典を発刊し、関係機関に寄贈しました。

「子ども家庭 福祉・保健用語辞典」

2005年 全国児童家庭支援センターの実務者研修に助成をスタート(~現在)

里親養育の支援や市町村と連携した地域支援に重要な役割を担っている児童家庭支援センターの実務者研修に助成をしています。

2018年7月 同研修会の様子

2005年 3月 社会的養護下の高校生3年を対象にした社会への巣立ちフェスティバルをスタート(~現在)

児童養護施設や里親の元で暮らしている首都圏の高校3年生を対象に、卒業を祝う会の開催と、社会人として相応しい身だしなみや先輩からの体験から学ぶ講座の開催を開始しました。

2019年3月 開催の様子

2007年 4月 創立35周年事業として資生堂児童福祉奨学金を開始(~現在)

将来、児童福祉分野での活躍を目指す児童養護施設や里親のもとで暮らしている子どもたちが、大学・短大・専門学校に進学するための費用の一部を助成する奨学金制度を開始しました。

2009年 オレンジリボン運動への協賛をスタート(~現在)

全国の児童家庭支援センターが主催するオレンジリボン運動(イベント)への協賛を開始しました。

2018年11月 横浜の山下公園のゴールの様子

2010年 子育て支援webサイト「はぐりぃ・らぶりぃ」を開設(~現在)

子育て中の悩みや不安を軽減してお子さまの健やかな発達と成長をサポートするための、 脳科学の知見に基づいた子育てノウハウや情報を提供するwebサイトを開設しました。

2010年 社会的なスキルやコミュニケ―ションについて学ぶ自立支援講座をスタート(2013年から「スターターズセミナー」に改称し現在に至る。)

児童養護施設で暮らす子どもたちが、高校を卒業するまでの間に、自立して生活するために必要な金銭や社会のルール等を専門家から学ぶセミナーを開始しました。

2019年2月開催のセミナーの様子

2011年 社会人として必要な身だしなみを教える美容セミナーを(株)資生堂と協働でスタート(2013年から「身だしなみ講座」に改称し現在に至る。)

笑顔の大切さを学ぶとともに、スキンケアや社会人として相応しいメイクアップ、ヘアケア、ボディケアなど、実際に化粧品を使いながら学ぶ講習を開始しました。

2012年 創立40周年記念事業 児童福祉国際シンポジウム開催

「地域における社会的養護のこれから」をテーマに、行政・大学関係者・福祉協議会関係者・施設関係者・学生を招いてシンポジウムと講演会を実施し、児童養護の今後のあり方について一石を投じました。